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シュガー物語♪

前回はマリモが誕生して今に至るまでを書いたので
今回はシュガーが誕生してから今に至るまでを書こうと思いながら
懐かしいベビシューの写真を見ていました(´∀`)

シュガーが生まれたのは2008年5月3日

わずか半年足らずで犬舎の鍵を渡してもらえて全体的な業務を任されるようになりました

一応そこでは社長・専務・店長・スタッフやってんけど
店長は和歌山から毎日車で高速2時間かけて来てたので
どうしても出勤してくるのが遅く

このとき朝はピヨが1番早くに出勤して犬舎を開け1匹1匹運動場に放して排便させたりしてたんです

朝は06:00出勤が当たり前

というか犬舎にいる仔達は自由に餌は食べられない水も飲めない走り回れない狭いバリケンの中に入れられて
トイレを中でしてしまってる仔もいれば
出してもらえるまで我慢してる仔さまざまやったけど

少しでも早く走らせてあげたい排便させてあげたいと思って週1回しか休みのない日々で慣れるまでは
最初09:00出勤やったんやけど
任されるようになって自分から06:00には仕事をしたいのでと許可を貰いそんな生活が続いていました

春夏秋冬そんなん関係ない
雨の日でも関係ない

そんな労働の中
前回も書きましたが母犬サクラは多産犬でこの時も10匹出産
育ち残った仔は5匹のみ
やっぱり数が多く生まれれば生まれる程みんながみんな生き残れる確率も減るみたいで
その中でも1番弱い1匹は毎日自宅に連れて帰ってきて2時間置きに排便・ミルク

それでも調子は良くならず自分で哺乳瓶を吸う力もなくなり
カテーテルでミルクをなんとかお腹に入れて
身体を温めたり色々とできる限りのことは手を尽くしたのですがミルクも飲まなくなり状態は悪くなる一方…
その仔はそのまま息を引き取ってしまいました
ブリーダーの仕事をしていると当たり前のように次カラ次へと仔犬が生まれ
時には出勤して親と仔は無事かと部屋の中を覗くと仔犬の姿がない
なんで!?
奥のほうを覗くと仔犬の頭だけが転がっている
下半身だけ転がっている
こんなことも当たり前のようにあるんです
初めてそういう現場に出くわしたときは
もう怖いし触ることもできませんでした
親犬も…
それはボストンテリアだったのですが
昨晩までちゃんと面倒を見ていたのに
みんながいない間に何があったの
結局全滅…

ドーベルだってありました
あのデカイ身体で仔犬を踏んでしまってて
無惨な姿になって死んでいる仔犬達…
足がちぎれかかっているのからあばらから骨などが飛び出してる仔
勿論みんな即死やし
朝からブルーな気持ちになりながらも仕事やから何もせん訳にはいかんしで
精神的にもけっこうダメージが強い日も続きました


シュガー誕生の話から少し話が反れてしまいましたが(笑)
そしてシュガーは生まれつき心臓の病気を持っていました

この病気は人間でもあるんですって
人間の子供でこういった病気を持って生れてくる子は
お腹の中にいるときにお母さんがタバコを吸ってたりの影響で
そういう子が生まれてくる確率が高くなるそうです
犬では5000頭に1頭の確立らしく
シュガーがその1頭でした

最初は異変に気付かなかったのですが
大きくなるにつれてこの獣医でもない素人のピヨがふとシュガーを抱きかかえた時のこと
心臓から雑音が手に伝わってくるのです

あきらかにおかしいので専務や社長の所にシュガーを連れていって実際に手をあててもらいおかしいと訴えたのですが
「興奮してて息が荒いだけや」
「考え過ぎや」
で終わらされなんとも納得のいかない適当な対応
ブリーダーさんみんながそうじゃないと思うけど
でもブリーダー=みんなにいい犬をみなさんにお届けみたいなことを良く発しているし聞きますが
犬=商品=お金
としか見てないブリーダーも世の中いっぱいいます
確かに仔犬を売ればお金が入る商売でやっているにしても
もう少しその商売にしている犬達に対して思いやりを持つことはできひんのかと仕事しながら常に自分の職場の上の人間に対しては思っていました
新しく入ってくるスタッフも直ぐに辞めるし
思ってたような仕事じゃなかった
犬が好きだけではできない仕事
キツイ
など色んな理由でまぁ続く人なんかおりませんでした(笑)
そんなピヨは「ここでこれだけ仕事できたら何処に行ってもその仕事できるわ」
って言われたぐらい色んな意味でキツイ仕事やったんは今でも覚えてる
だって水・餌の量で体調管理をされている仔達に
ピヨがまだ慣れない頃
水の量がいつもと多いとかそういう小さな狂いで犬も体調を直ぐ崩してしまうし
なんともプレッシャーな仕事やったし
ピヨが狂いを出してしまえば指導している店長が怒られるし
最初は申し訳ない気持ちでいっぱいやったことも

ホンマにブリーダーの仕事って愛犬家だけで出来る仕事ではとてもありません
ピヨも無知で軽い気持ちで飛び込んだ世界
一般の人達には分からない現場がいっぱいあります
そして結局シュガーのことはまともに聞きいれてもくれず
シュガー以外の仔達はペットオークションに連れて行かれ売られちゃいました
その時はコーギーは世間一般ではブームも過ぎ去っていたのですがペットオークションに出てくるのが少なかったらしく
それなりの値段がつくとのことで予約が入らない仔達はみんなオークション行きでした

ではナゼ、シュガーが残されたの!?
一番カラーが悪くて値段がそこまで付かないからなんです
メスやし残してこの仔も出産犬にさせようってことで残されました
今思えば残されて良かった
店に残ると決まって嬉しいピヨは早速名前を付けて許可を貰い毎日家に連れて帰りマリモやクーと遊ばせたりお風呂入れたり一緒に寝たりとほぼ毎日一緒に生活していました
首輪も勝手に買ってつけてオモチャも買って与えて
母犬サクラも許可を貰い連れて帰ってましたけどね(笑)

本当はあんな何十頭といる中でコーギーだけそうやって特別扱いしてたピヨも最低やったかな

そうこうして約2年程で経営状態がよろしくないということで犬舎を閉めることにしたので年内いっぱいでスタッフみんな解雇になりました
社長は元々、運送会社を経営していてブリーダーは趣味の一貫から始めたので本業ではなかったんです
だから社長は犬にことに関しては無知やし
専務がドーベルマン協会の中でそれなりに名の知れた方で犬舎を任せていたって感じかな
勿論、専務は自宅でも個人でブリーダーやってましたから(笑)
犬のことに関しては知識も経験も豊富な方でした
だから知名度もありドッグショーにも出て賞も取ったりするぐらいの方だったので
ドーベルマンの仔犬が生まれるとみんな予約が直ぐ入り即完売でした
だって地方からも直接見学に来て仔犬を見て選ばれて予約して帰られたり
むしろ大阪より地方からのお客さんが多かったかも!?(笑)


そして、解雇を告げられたときに専務と社長のところに行き
サクラとシュガーを引き取らせてほしいとお願いしたんです
だって犬舎閉めたら誰に貰われるかも分かれへん
どんな扱いを受けるのかも分かれへん
それなら残りを普通のペットとして過ごさせてあげたかったから
勿論ピヨの親は猛反対ですよ(笑)
そのときはペット禁止の分譲マンションにクーとマリモ2匹も飼ってるんやもん
そっから更に2匹増えるとか許可が下りる訳でもないけど
「絶対に連れて帰ってくる!!」
と押切り交渉してみるものの
サクラが多産犬で子育ても出来るようになったのをいいことに
犬舎を閉めてもサクラには仔犬を産ませ続け少しでも収入源にという社長のムカツク考えによりサクラはアカンと言われ
シュガーは3万でなら売ってやると
親にも「心臓悪いって分かってるのにお金払ってまで引き取らんでいいやろ!!」と
当然猛反対を受けましたが
3万ぐらいくれてやるわ!!ってことでシュガーを親のいうことなど無視し引き取って帰ってきました
サクラまで引き取れなかったの今でも凄く悔しいし
元気でやってるんかな~
とか酷い扱い受けてないかな~って思います
店長の情報によると三重県の専務と親しい某ブリーダーさんが引き取ったらしいのですが
今、生きているのかは分かりません

そしてピパにこのままマンションで飼う訳にもいかんし
この時、既にお隣さんが管理会社に苦情を入れて犬を処分しろという連絡もきていたので思い切って
こんなピヨのワガママ勝手な行動にマンションを売りに出して
一戸建ての家を建ててくれました
それからシュガーを病院に連れて行くとやっぱり…
「この仔、心臓に病気持ってるしこれは大至急検査して状態を見ないとアカン」と言われて
エコーにレントゲンなど
そのときシュガーは1歳半でした
この病気は生まれて数週間で発見し手術をする病気らしく
人間の子供でも生まれて直ぐに手術を受けるんだそうな…
人間の場合はほぼ確実に手術を受けて治るけど
犬の場合は生まれて直ぐ発見しても末期の場合があるらしく
それはもう死しか待っていないということ
初期・中期・末期
この手術はリスクも高いらしく心臓専門の病院を紹介してもらいそこで検査してもらった結果
1歳半にしてこれだけ血管が太いのに、この病気の症状(咳など)出てもないし元気やしちょっとビックリするぐらいですと言われ
でも手術を一刻も早くしないことにはいつ様態が急変してもおかしくないと言われ深刻な状況に…
覚悟はしていたけどね心臓に何かが起きてるって分かった時点で

シュガーの病気は生まれたときに心臓に繋がっている血管が成犬に成長にするに従い自然とその血管は塞がって消えるものなのにシュガーはそれが消えないで残って一方通行で流れてる血液がその血管が残ってるせいで普通に流れている血と別にその血管から逆流して血が流れているから雑音がしていたんだと先生は丁寧に詳しく説明してくれました

手術方法は3つあると言われ
先ず1つ目が
カテーテル手術で太ももの付け根をわずか2~3センチ切ってそこからカテーテルを通しコイルで血管を塞いで余計な血の流れを止めてしまう方法
メリット→犬への負担が少なく当日退院ができる
デメリット→もしかすると何かの拍子でコイルが取れてしまいまた血が流れるかもしれないこと

2つ目
まだ日本には導入されていない所がほとんどらしく、これもカテーテル手術でコイルの大きさの種類が豊富
ただ海外から輸入しないといけないのでそのコイルが届くまで時間がかかる
メリット・デメリットは1つと同じ

3つ目
切胸手術
メリット→完全に血管を縛るので成功すれば死ぬまでそれが取れる心配もないし確実
デメリット→かなり血管が太くなってしまっている為に心臓の周辺には大きい太い動脈も流れているのでそれを剥がして縛るのでそのときに
血管が裂けて大量出血により命を落としてしまう可能性が十分にあること
どの方法で選択するかは飼い主と言われ
シュガーに一番負担の少ない1つめのカテーテル手術を選びました
そして手術当日
ピヨは仕事でしたがピマが自宅で連絡待ち
そしてメールがあったのですが
血管が予想していたよりも太くコイルが詰らない流れてしまうので無理だと…

そして2つめ海外からコイズを取り寄せ2回目のカテーテル手術
それでもダメでした
結局は最後の切胸手術
1番ハイリスクのある方法を選ぶしかなくなってしまったのです
でも一か八か
そこの獣医もかなり有名らしく今まで何百頭も同じ手術をこなしてきて過去にダメだったのは1回だけだとか
もう先生に託すしかないし
同意書にサインして
この日も仕事でピマからメールが入るのを待ちながら予想された時間を過ぎてもメールもないし
もう仕事も手につかず…
かなり遅れてメールが入りトイレに走り見てみると
手術は無事に成功して麻酔がまだ効いているので眠っていますとのこと
とりあえず経過を見て退院する日を決めましょうで ホッと一安心

今では心臓も通常の音に戻り雑音も消え
元気過ぎて困るぐらいにこうして今も隣でこっちを見てます(笑)

ホンマにうちのコギ達は生命力が強いみたいで
シュガーを引き取って良かったと
この話を誰かとする度に思うんです
かなりのお金はかかったけど
でもそれで助けられたし今を元気に生きてるんやもん
そこまでしてアホやと言われるけど
いいねん
今頃シュガーを引き取ってなかったらと考えるときっともう生きてないでしょう
1歳半でまだ血管はかなり膨張してしまってたけど初期段階でハイリスクな手術も無事に成功して運が良かったんですよと先生にも言われました(笑)

今回はめっちゃ長くなったけど
何も知らずただ可愛いペットを飼っている人に
裏ではこういうことがある現実も知ってほしいと
色んな人に話しています

ちなみに犬は1回目の出産から次の出産して仔犬の血統書を申請するのにこれだけの期間をあけなさいと協会で決まりがあるのですが
中にはその期間を超える前に出産してしまう仔もまれにいて
その場合ブリーダーさんは血統書の申請ができない
さてどうするでしょう!?
母親の犬を変えます

例えば
マリモが生んだのに規定の期間が空いていないので
シュガーが生んだことにして嘘を書いて申請するんです
あくまでもピヨが働いていたところはそうでした
そういうことを知ると裏の世界は怖いと思いました
だって一般の人には到底分かる訳もバレル訳もないんやから

そういう裏事情を知ってからは色んな意味で怖いし警戒してしまいます
飼った以上は大切な家族やから例えそんなことがあったとしても飼い主さんは変わらず愛情を注がれるでしょうが
こういう現実があるんだと少しの人にでも知ってもらえたらと暴露しています(笑)
だってピヨは愛犬家やもん(笑)
でも、この仕事をして色んなことを知った
勉強できた
1匹 担当犬を渡すから自分でマナーを入れてハンドラーをし
JKCのドッグショーにも出させてあげるからやってみと
ボストンテリアをピヨ専用にって任されたので
これもまたマナー入れるのに毎日が色んな苦戦続きで
途中で諦めかけたけどこの負けず嫌いに火がついてしまって
ちゃんとステイ入れれたのに
ショーを前にして妊娠してしまって←ヒートがきたから交配したもんで
結局ドッグショーには出れずやったけど
後は吉本のDVDにドーベルマンを使いたいので来て下さいとオファーがきて
社長・専務・ピヨで吉本興業にドーベルマン2匹と連れて行き
撮影現場に立ち会ったのも良き思い出
この仕事をしていたからできた経験
こういう楽しいこともあったんやけどなぁ~
後は、マリモとシュガーの血統書の名前も決めさせてもらえたのも嬉しかったかなぁ(笑)
もちろん他の兄弟の名前もピヨが決めたのでどこかの地方で飼われているコギちゃん
もしかしたらピヨが血統書の名付け親なのかもしれないのはなんか嬉しいよね
親戚いないかなぁ~(笑)
大阪出身のコギちゃんを飼っている人はゼヒ声をかけてください

マリモはもう名前決めてたから血統書にもマリモになってるけど
シュガーはなんやったかな
ジャストガールやったかな?
確か好きな香水の名前で決めた記憶が…(笑)
そんな感じで今回は文章だけにしておきますね
写真載せると容量オーバーでエラーになるので(つω;)

読んで下さった方
長々とまとまりなく読み辛かったかもしれないですが
ありがとうございました

そしてピヨは今からお風呂に入って朝一からシュガーの検査
↑心臓の手術してるタメに避妊手術するにも血液・エコー・レントゲンの検査を受けてからしかしてもらえないのでそのための検査に行って参ります
午後からは自分の検査結果でございますハァ…
[ 2011/05/26 23:10 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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